スナックひろこの blog

50代からの起業・複業・キャリア・人生を考えるブログです。自分の生き方をじっくり考えるきっかけになると嬉しいです。

50代〜選択した人 100人インタビュー vol2

50代〜選択した人 100人インタビュー

本日は2人目の登場です。

 

話を聞いていると、今も選択し続けていることや

その人の人生も見させてもらっているなと思ったりしています。

 

ちなみにvol1はこちら

 

snackhiroko.hatenablog.com

 

本日、登場のOさんは57歳

個人事業主としてITコンサル

・副業として女性のための恋愛コンサルをされている

(誰にも言えない悩みなどの駆け込み寺のようになっているようです。)

 

私との出会いは4〜5年前になりますが、さっそくこれまでの働き方など聞いてみました。

ここからは私も始めて聞く内容。

 

30代、誰もがうらやむキャリアを手放した

 

新卒からITの会社へ。ヘットハンティングなどされて

プログラマー→ SE→ 外資系のコンサルへとキャリを積み上げていったOさん

給与も同年代では最高額をもらっているほどだったそう。

 

しかし、Oさんは30代半ばでこのキャリアを手放している。

 

それはなぜ??・・・

娘さんが大きな病気になってしまったからだ。

これは私も初めて聞いたお話。

病院の面会時間は、一般的に19時とか20時くらいまで。

外資系のコンサルで働いていたOさんは30代働き盛り、

面会時間に間に合わない。

そこで、Oさんが選んだのは退職だった。

まさにドラマでよく見かける場面のようだが、

入院中の半年間は娘さんに付きっきりの生活。

(現在、娘さんは元気に働いています。時系列がわかりにくいですが、約20年まえのことです。)

 

転職から独立までの道のり

娘さんも無事退院し、退職から1年後に転職したOさん。

数社に渡って、中小企業で働いたが、同時に

カウンセリングやコーチングの学びを深めていったそうだ。

 

そして数年後、Oさんはコーチとして独立。

しかし、思うように売り上げが上がらず

1年で終止符。

 

Oさんは、自分に足りないものは何だろうと考えた結果

「営業力がない」

「でも集客を学ぶのは時間がかかる・・」

 

そこで出た答えは

「苦手なことはアウトソースすればいい」

ということだった。

 

・ITスキルがある

・マネジメント得意

・営業は苦手

そしてITコンサルを武器に業務委託として働く道を選ぶ。

 

業務委託として、年下と一緒に働くコツ

現在、業務委託としてプロジェクト単位で働いているOさん

プロジェクトのマネジメントをしている。

一緒に働いているのは、主に20代〜30代、40代と年下ばかりだそう。

 

働く年齢が延びていく中、今後、Oさんのような仕事形態の人は増えていくんだと思うのだけど、

 私が気になったのは、(私もこれからどんどん年下増えていくので)

・業務委託という立場で、年下とうまくやっていけるのだろうか

・一緒に仕事をしていくってどういうものなのだろう

 

ポイントは2点だそう

・分からないことを年下に「教えてください」と言えるかどうか(これは重要)

・おじさんと言われて「ムッ」「イラッ」としないこと

 

Oさんは外資で働いていたこともあり、上記のことは全く抵抗がないとのこと

ちなみにOさんは外資で働いていたが英語は全くできない・・・(精神的な強さはここにも現れているような気もする)

 

私は、「おばさん」と言われたら「ムッ」としてしまうと思うw

この先、言われたら気をつけよう・・・

 

あと、Oさんはセミナーなどの学びの場に行く際は、

年下に『〜さん』と下の名前で呼んでもらうようにしているそうだ。

そうすることで、相手との距離が縮まるらしい。

 

私が素敵な人だなと思うのは年下に対しても

挨拶・ありがとうとお礼も言える人。年齢で態度を変えない人。

 

この先に向けた働き方のために準備中

今の働き方を5〜10年続けたい?とOさんに聞いた答えはNOだった

Oさんの考えは以下のように変化していった

・会社組織重視→チーム重視→個人の成長に興味

現在Oさんは副業でコーチをしながら個人を応援したい「また、コーチとして働きたい」その為の準備中。

一度、コーチになった時と違うのは準備期間を設けていることだ。

 

30代と50代では、後の人生の長さも違うので、失敗を小さくする為の準備というのが

50代では必要なのかもしれませんね。

 

この日、Oさんはお仕事終わりに快くお時間作ってくださいました。

 

 まとめ

転機は娘さんの病気

どんな状況になっても失敗とは思わず、次に生かしていく姿勢

一度、うまくいかなかったことは準備期間を設けてリベンジもあり

分からないことを年下に「教えてください」と言えるかどうか

「おじさん」と言われてもイラっとしない